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2011年2月15日火曜日

最近読んだ本 ― 『田中角栄 政治の天才』

何年も前に買ったのに未だに読んでいない本が何冊もある私です。
その中の一冊、おそらく購入後10年は経っていると思しき本を読みました。




『田中角栄 政治の天才』 ― 岩見隆夫・著

何かと評判の悪い(?)岩見隆夫氏の著書です。1998年初版発行ですから、購入当時は結構新しかったんでしょうが。最近何かと昭和後期の話題に触れているのは何故でしょう。まあとにかく読んでみました。内容はタイトル通り田中角栄氏の生涯を追った一冊……と思いきや、田中角栄氏本人について触れているのは主に前半までで、後半部は田中角栄氏の周辺にいた人物についての記述が中心となっていきます。いわゆる「三角大福」をめぐる戦後日本政治の大局から裏側まで、関係者の証言を数多く取り上げて紐解いていく構成になっています。政治部記者として長らくキャリアを積んできた岩見氏の眼力を存分に生かした内容とは一応なっているが、最終的に田中角栄とはいかなる人物かという結論までは至っていないというか、あまりその点については読み取ることができなかったのが残念。ただ、往時の大物政治家の貴重な証言などは豊富であるから、その点は読み応えが多少なりともあるとは言えよう。また、自民党政治の黄金期から低迷期まで、現在の日本の政党政治の基礎はいかにして成り立ってきたのか、特に田中時代を知らない若い世代の人にとっては新たな視点から驚きをもって読むことができるかもしれない。一読してみる価値はあろう一冊である。

2010年1月2日土曜日

A HAPPY NEW YEAR!

新年明けましておめでとうございます! 今年もどうぞご愛読のほどよろしくお願いいたします。私もできるだけ更新率を上げるべく努力していきたいと思います。どうでもいいような記事が多くなるかもしれませんが、その点はあらかじめご了承ください(笑)。


昨夜は紅白歌合戦を見るでもなく、石井彗の吉田秀彦とのデビュー戦を見るでもなく、ダウンタウンのガキの使い・笑ってはいけないホテルマンを見るでもなく(奇跡体験アンビリバボーを少し見たような気がしなくもないですね。なんか片脚しかないのにドライバーショットで300ヤードも飛ばすどっか外国の凄いゴルファーが出てて、谷原秀人が脱帽していたのを記憶しています。確か谷原秀人は2回やって2回とも280ヤード弱だったかな。)、ネットサーフィンをしていたらいつの間にかいよいよ年越し間近になっていました。ドラえもんでも見れば良かったかな。

で、今年はテレビ朝日のクイズ雑学王で年を越しました。いや、去年も確か見たな。それにしても何ともあっけない年越しだった。

その後は翌朝初日の出が拝めることを期待して床に就きました。

そして翌朝目が覚めたら見事に11時を回っていました。よく寝た。


午後は本を探しにブックオフを巡りました。私は本はできるだけ新品では買いたくないので、というかお金をかけるのが嫌なだけなのですが。まずは近所のブックオフへ。ある程度予想はしていましたが、案の定お目当ての本は見当たらず、今度は心斎橋まで足を延ばしました。

心斎橋のブックオフといえば、御堂筋から1ブロック入ったところのラウンド・ワンの隣に11月にオープンしたばかりですが、ここがなかなか広い。ビルの3階と4階に入っていて3回が雑誌、CD、DVD、ゲームなどで、4階が普通の本、小説から新書から実用書、漫画までもろもろの本が置いてあります。私がいつも行っている家の近くのブックオフに比べたらかなり品揃えは豊富なのですが、残念ながらここでもお目当ての本にはありつけませんでした。


続いて今度は難波のブックオフヘ。このブックオフなんば駅南口店もかなり広いです。入り口を見た限りではあまり広そうには見えませんが、奥行きがかなりあります。どこにどんな本があるのかを探すのが大変でしたが、品揃えはもしかしたら心斎橋のブックオフよりいいかもしれません。洋書もありました。

そしてついにここでお目当ての本を発見。1000円分購入するとくじ引きができるというので、もう何冊か買いました。くじ引きは見事に5等当選! あ、でも最低でも5等は当たるみたいです(苦笑)。くじ引きなんてこんなものです。いい買い物ができたのでよしとします。

買った本は読み終えたらまたご紹介したいと思います。

2009年12月30日水曜日

ウンベルト・エーコ著、『フーコーの振り子』を読み解く

ウンベルト・エーコの傑作、『フーコーの振り子』をここ1ヶ月位の間に通勤電車の中で頑張ってようやく読み終えました(苦笑)。実はこの『フーコーの振り子』なんですが、3年近く前のこちらの記事でご紹介したのですが覚えていらっしゃるようなコアな読者の方はおそらくおられないと思います。私自身も忘れていましたので(笑)。

しかし本当にこの本は難敵でした。文字が小さい、文字と文字の間隔が狭い、分量が多い(文庫本ですと上下巻合わせて1200ページ近くになります。)、さらに内容が難しいのは言うまでもないとして、ストーリーの展開が理解し難い、漢字が難しい、おそらく無理矢理イタリア語から日本語に訳したであろう難解な熟語やら言い回しやらのオンパレード、もひとつおまけに(笑)句読点が少ない(これは外国文学の宿命かもしれませんが)など、全てを読み切るにはある程度の教養と忍耐がないと厳しいものでした。ただまあ内容は中々に面白いですし、かなりの知識が身について(その知識が正しいものかどうかはさておき)楽しいです。


(以下ネタバレ注意)


カゾボンは結局最後はプロヴァンの騎士のメッセージは秘密を暗示するものでもなんでもなく、「計画」など存在しなかったという結論に達するわけですが、この物語の大部分を占める「計画」の内容を語る部分とその「計画」に達するために引用する数々の文献や、猟奇魔たちの原稿の中身については結果として歴史や事実とは何の因果関係もないものとして受け止めなければならないので、そのことに関しては物語を読み終えてみると不甲斐なさのようなものを感じてしまいました。

私がこの本を読んでみようと思ったのも、他でもなくテンプル騎士団について興味があったからで、そのテンプル騎士団については物語の中では歴史上の事実よりも、カゾボン、ヤコポ・ベルボ、ディオタッレーヴィ、アッリエ等々を含め登場人物の多くが信じ込んでしまった、或いは推論として述べている事柄に終始してしまっているので、私が当初期待したほどテンプル騎士団に関しては教養が身に付いたとは言い難いとも感じています。どちらかというとイタリアの現代史について理解が深まった点が大きかったのではないかと思います。この物語に出てきた事象について一つ一つ理解していけば、相当な博識になることは間違いないでしょう。



※私は著作権の保護期間延長に反対しています。

2007年5月12日土曜日

オススメの本~その4 『ダ・ヴィンチ・コード』

 以前に比べるとかなりベタになってしまったかもしれませんが、第4回目の今回は、『ダ・ヴィンチ・コード』を紹介したいと思います。

 関連リンク
・ダ・ヴィンチ・コード-オフィシャルサイト(映画版公式サイト?) ~Sony Pictures
 URL:http://www.sonypictures.jp/homevideo/thedavincicode/

2007年4月26日木曜日

オススメの本~その3 『野菊の墓』

 この小説はかなり昔のもので、作者の死後既に50年が経過していて著作権が切れているため、青空文庫などでも読むことが出来ます。純恋愛を描いた作品で、今までにドラマ化等されてきましたが、私個人としては「泣ける系」とはちょっと違うかなぁと思います。でも、やっぱりいいお話です。名作ですね。

 この小説は作者である伊藤左千夫さんの死後50年以上が経過していて著作権の保護期間が過ぎているので、インターネットなどで読むことができます。(以下のウェブサイトを参照のこと)

   ↓『野菊の墓』を読みたい人はこちら↓
・Wikisource-『野菊の墓』 URL:http://ja.wikisource.org/wiki/%E9%87%8E%E8%8F%8A%E3%81%AE%E5%A2%93
・青空文庫-『野菊の墓』 図書カード URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000058/card647.html
・青空文庫-『野菊の墓』 今すぐXHTMLファイルで読む URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000058/files/647_20406.html
・青空文庫-『野菊の墓』 テキストファイルでダウンロードする(zip形式圧縮フォルダ、ルビあり) URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000058/files/647_ruby_20405.zip
・青空文庫-『野菊の墓』 エキスパンドブックファイルでダウンロードする URL: http://www.aozora.gr.jp/cards/000058/files/647.ebk

※私は著作権の保護期間延長に反対しています。

2007年4月14日土曜日

オススメの本~その2 『アルジャーノンに花束を』

 私はかなりの読書好きですが、読む本を選ぶ時は人から勧められた本を読むことが多くて、かなり影響されてしまう方なんですね。なので、私も読者の皆さんにどんどん本を紹介していきたいと思います。

 二回目の今回は、これも友人から勧められた本なのですが、かなり感じるものがありました。それは、『アルジャーノンに花束を』です。結構感動できます。

2007年4月13日金曜日

オススメの本~その1 『フーコーの振り子』

 3か月位前に買った本なのですが、ちょくちょく時間を見つけては少しずつですが読んでいます。昨年読みましたが、『ダ・ヴィンチ・コード』に少しだけ出てくる「テンプル騎士団」について書かれていると、最後の方にダン・ブラウンさんに紹介されていた本です。

 本来「フーコーの振り子」とは、地球が自転していることを証明する振り子なのだそうですが……。

 この物語は、主人公であるカゾボンが過去を振り返っている場面がほとんどなのですが、現在と過去を行ったり来たりしていて正直分かりにくかった上、内容も難しくて途中で飽きてしまったりもしました。なので、小説というよりもいっそ教養本として読んだ方がいいかもしれません。それでも、読み終えた暁にはかなりの知識が付いていること請負ですよ!?

 『フーコーの振り子』データ
著者:ウンベルト・エーコ
日本語訳:藤村 昌昭

 『フーコーの振り子』をwww.amazon.co.jpで買う
単行本:http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%8C%AF%E3%82%8A%E5%AD%90%E2%80%95%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%92%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%AB%E5%B0%8E%E3%81%84%E3%81%9F%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%AE%9F%E9%A8%93-%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BBD-%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BC%E3%83%AB/dp/4152086807/ref=pd_bbs_sr_3/249-3754268-4327554?ie=UTF8&s=books&qid=1175833069&sr=8-3

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