昔の俳句の句切れと言うものは、詩集によって特徴があります。
例えば、
古今和歌集では、1191の俳句のうち、800余りは3句切れです。
新古今和歌集もほとんどが初句切れか、3句切れです。
また、これらに属さないものでも、俳句のほとんどは3句切れだと言われています。
また、こんな俳句をご存じでしょうか?
万緑の 中や吾子の歯 生え初むる
(ばんりょくの なかやあこのは はえそむる)
この俳句には、二句目に切れ字がありますが、この場合は、初句切れでも二句切れでもなく、中間切れと言います。ちなみに、中間切れというのはこの俳句のためにできたもので、中間切れはこの俳句にしかありません。
※切れ字とは、や・かな・けり の3つで、そこで一旦、文の意味が途切れる部分を言います。いわゆる、倒置法の様な形になります。
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